経営最前線情報

【リトルフューチャー】

突然ですが、今回からメルマガのタイトルを変更しました。

「リトルフューチャー」・・・少し先のこと、近い将来という内容にしたいと考え、タイトルを変更しました。

経営的には、少しだけ先が見えていることや、次の一手が、競合先より少し早いことで大きな差につながることは、経営者の皆さんは特に実感されていることだと思います。

その、少しだけ先のことを考えるきっかけに、という思いでのタイトル変更ですので、よろしくお願いします。

お伝えしようとする内容を整理しようとすると世の中のニュースは、暗い話題が多いこと。。。

 

そこで、先ずは明るい話から。

最近は、スポーツ界が”キラキラ”です。

故障者リストに入ってしまって残念なのですが、大谷選手は、既にMLBのアイドルと化しています。

国内アイドルの先駆者的存在のフィギュアの羽生選手は、国民栄誉賞。

テニスの若手、卓球の若手、ゴルフもそう。

【史上初】という言葉が、スポーツ界で踊っています。

 

一言で言えば、世代交代。

いつの間にか、このような状況になりました。

必然だったのか、偶然なのか。。。

 

 

ここからは、個人的には、こじつけであり、全くの当てずっぽう的発想なのですが。。。

スポーツ≒生活文化。

と、考えた場合には、その国の政治や経済が安定していなければスポーツには集中できないのではないか。

日本は、失われた20年と言われてきましたし、人口減少の問題、少子高齢化等と問題山積みですがとりあえず、平和で安定していました。

その間、体制が変わった国や経済破綻した国、貧困格差が進んだ国等、テロや戦争の影響等、世界中は、カオスで進んでいたわけですから、日本は、そのなかにあって、平和にスポーツに熱中できる環境が整っていた・・・と考えられます。

もし、この当てずっぽう的仮説が、スポーツ界の若手活躍の一つの要因でも成しているとしたら、今後は日本からアーチスト、

デザイナー、ミュージシャン等でワールドレベルの若手が出てきても不思議ではないと期待しています。(既に活躍していて、ボクが知らないだけかもしれないですが・・・)

まだまだ日本という国は、これまでと違うポテンシャルがあるな、と、楽しみです。

では、明るい話題の後で、見たくない現実の話を。

先ずは、本の紹介をします。

「日本の国難、2020年からの賃金・雇用・企業」 ~講談社現代新書

 

世界経済の状況から、日本経済のことを見つめなおし、今後の予測として、賃金や雇用のことが書かれています。

 

人口減少を焦点にした書籍とは違い、日本の基幹産業である、自動車産業における技術的弱点や人員削減や業態転換を強いられる業種のこと等、実態経済での出来事が予測されています。

結論的には、可処分所得はマイナス10%、雇用は増えない。

増税対象は増加し、健康保険等の社会保障負担も増加。

人々の暮らしは、厳しくなるというもの。

 

そして、地方自治に可能性を見出そう、と。

 

当然ながら解決策までは見出すことの出来ないままなのですが、間違いないことは、【今のままでは、無理】と、いうことです。

消費者は、今まで以上に使えるお金が、なくなりますから、削ることから始めます。

モノやサービスの金額として、安くなるものは、ますます低価格になると思います。

贅沢という価値観も、ますます変わっていきます。(今の若者が、車や高級時計を欲しがらないように)

 

本には書かれていないことで、中小企業経営に関係することと言えば、金融機関の融資方法が変わります。

判断は、AIになりますから、情とか義理は通用しません。

銀行員が少なくなりますから、窓口ではなく、ネット申込等で審査落ちすれば、融資が受けれないとなる可能性大です。

しかも、リカバリーはありません。

今後は、クラウドファウンディングによる資金調達や社員持株会、第三者出資による提携等が当たり前になる時代が予想されます。

 

経営者の多くは、耳が痛いかもしれませんが、「自分のわがまま」や「自分の思い通りにお金を動かす」ということが、出来なくなり、会社という単位が、個人所有から共同体所有という「村的」なカタチに変化するとも思われます。

今後は、会社経営の在り方(マネジメント)が、組織存続の条件になるかもしれません。

ところで、最近の国内経済で活況であり、市場成長著しく今後は、中小企業が避けて通れない分野があります。

【M&A市場】

<Mergers(合併)and Acquisitions(買収)>

下記サイトでは、実際のM&Aの状況が確認出来ます。

https://www.tranbi.com/seller_list

 

https://www.ma-park.com/

上記サイトは、ウェブサイトもM&Aの対象であり、関東甲信越で検索すると、案件が確認できます。

http://www.strike.co.jp/smart/sell.html

下記サイトは、M&Aで対象となるような業種の動向レポートを確認出来て、興味深い内容です。

http://www.strike.co.jp/matrend/index.html

事業を拡大しようにも、展開しようにも、後継者の問題や、市場規模や競合との差、市場成長から考えた場合には、間違いなく

M&Aは選択肢の一つです。

更に、中小企業の後継者問題は、本当に深刻さを増しており今後の自主廃業件数は、予想をはるかに超えるとされています。

 

そして、この問題は、どの中小企業も直面する問題ですので、いち早く、M&Aについて認識しておくことは重要です。

会社を買う場合も、売る場合にも、どのような基準で算定されてどのようなリスクが生じるのか。

会社を買った場合の、マネジメント方法や会社を売る場合には、付加価値をどのように上げることが出来るか。

早く知る、早く手を打つことで、今後の経営や事業戦略が大きく異なると思います。

M&A市場は、急速に伸びていることから、今後も後発参入が後を絶ちません。

毎月のように、どこかで説明会やセミナーが開催されていますので、是非参加されてみることをオススメします。

(ちなみに、私は10年以上前に参加し、今も情報収集しています。年内には、M&Aに関する一部サービスを開始する予定です)

今月は、もう一つ「MA」という同じアルファベットをお伝えします。

 

MA:マーケティングオートメーションの略です。

 

要は、デジタルマーケティングのデータを一元管理して活用し、見込み客獲得~既存客まで、機会損失を失くせます。

と、いうような魔法の杖的なツールのことです。

概要に関しては、コチラ。

https://ferret-plus.com/2823

但し、使う側のレベルが要求されることを認識しなければなりません。

中小企業的に、「お任せ」では、運用はほぼ出来ません。

しかも、活用は程遠くなります。(実際に、クライアントさんが混乱の真っ只中です)

 

以下、参考になるサイトですが、読むとわかりますが、「ハードル、高っ」と、なります。

https://innova-jp.com/201602-make-the-most-of-ma/

今の顧客は、個人、法人問わず、スマホやタブレット、PCといくつものデバイスからアクセスしてきます。

更に、お問合せも、メールやフォーム、電話と様々。

 

それが、解析され、自動でアクションしてくれるとなると欲しくなるのは当然ですが、そう簡単にはいきません。

例えば、コンバージョン(目標であるアクション:問い合わせ等)をしなくても、リストは重要。

リストまで取れないまでも、クッキーは、必要。

https://smmlab.jp/?p=20574

と、事業毎に、目的や目標が異なることから、マーケティングの戦略設計、プロセスやフロー、PDCA等がなければ、最終的には混乱してしまいます。

ツールを導入する前が、重要だということです。

 

ですから、以下のサイトのように、MAツールとしてのソフトウェアやプラットフォームの使用は、無料にしておいて、その運用で、しっかりと課金するというモデルもあります。http://kai-gan.net/

今後、このMA市場も伸びてきます。(現在も、大手を中心に伸びています)

中小企業レベルで、「お任せ的」に使えるようになるのは、自社のマーケティングに関して、戦略的且つ組織的に動けるように

なることの方が先決だという理解をしていただかなければ、このようなツールの売り込みに、まんまと乗っかり、痛い目に遭い

かねないと思います。

今後は、もしかしたら、グーグルのような企業から無料でソフトウェアやプラットフォームが提供されるかもしれません。

それでも、ツールとして使う前に、戦略や体制を構築しなければどうにもならないことは変わりありませんので、ご注意を。

このMAツールに関しても、私の方で鋭意リサーチ中です。

どのツールがコストパフォーマンスがいいのか、ユーザビリティ(使い勝手)がいいのか、ご提供出来る状態(提携先が決定する等)になれば、きちんとご案内させていただきます。

今後は、M&A市場や、MAのように、これまでの中小企業経営では経験してこなかったことが増えていきます。

 

知らない、わからないということが、これまでにないリスクとなりますので、私も、皆さんに必要だと思える情報を提供できるように、縦横無尽に情報収集を続けていきます。

今月もお付き合いいただきありがとうございました。

実は、自分のビジネスについて再構築中です。

これまで、コンサルティングとして様々なことをやってきていますが、派生するサービスやツールの提供を行う予定です。

皆さんと同じく、私も【適者生存】しなければ、若手の台頭に飲み込まれてしまいます。

まだまだ、「老兵は死なず」。

頑張っていきたいと思います。

野元 泰秀